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水虫

水虫とは

白癬(はくせん)菌によって、足などにできる感染症の一つで、足の指の間や足の裏が好発部位です。
かゆいから水虫というわけではなく、症状がなくても水虫の場合もあります。ですから、まず、検査をすることが大事です。
検査は、皮膚を軽くこすって出た粉を顕微鏡で調べます。すぐに水虫かどうか診断がつきます。

水虫をそのままにしておくと、どんどん広がってしまいます。足だけでなく、体にも広がり、股部分にできると「インキンタムシ」と呼ばれます。
水虫は湿度があり、汗をかいてむれやすい部分に広がるのが特徴です。
また、湿疹の薬(ステロイド剤)を使っている方で、水虫と気づかずに湿疹の薬を塗り続け、水虫を悪化させている場合があります。

水虫がひどくなると爪が白く変色する「爪白癬(つめはくせん)」になることがあります。感染に弱い高齢者や糖尿病の方に起こりやすいので注意が必要です。
水虫によって足指の間の皮がむけて、そこから雑菌が繁殖して二次感染すると、蜂窩織炎(ほうかしきえん)といって足全体が炎症を起こして腫れることもあるのです。

このように、水虫をほおっておくと危険な状態を招くことがあるので、疑わしいときは一度検査をして、水虫とわかれば、すぐに治療を始めることが大事です。
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治療法

白癬菌の活動を抑えるために、患部に軟膏やクリームの治療薬を塗ります。

また、爪白癬は液体の塗り薬か、飲み薬が必要になります。ただし、肝臓や腎臓が悪い方は内服できないことがあり、1カ月ごとに副作用がないかの血液検査も行います。

半年ほどで完治する方もいますが、爪が生えかわるには時間がかかるので、休薬期間を設けて再投与することもあります。

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